
プロフィール
- 青年部会 幹事
- 中小企業診断士
- 社会保険労務士
略歴
メガバンクにおいて法人融資業務と法人営業に従事してきた。その後、事業再生コンサルティング会社に勤務しながら中小企業診断士事務所、KSサポートを開業。現在は主として事業再生案件や金融調整案件に携わっている。
実績
飲食店、婦人服輸入卸業者、小売事業者、ハウスメーカー、障がい者支援施設、伝統工芸品製造販売業者等の事業再生案件・金融調整案件に取り組んできた。
担当領域
- 事業再生(活性化協議会 外部専門家、405事業他)
- 財務改善
- 資金調達支援
自己アピール
銀行への相談はハードルが高いと感じる経営者の方は少なくありません。私は金融機関での経験を活かし、資金繰りや融資の調達など「お金まわり」の不安を一緒に整理し、安心して本業に専念できるようサポートいたします。
また、経営改善や事業再生が必要な場面においては、経営改善計画の策定支援も行っております。深刻な事態になる前に、早めにご相談いただくことで、打てる手は大きく広がります。 「お金のことは相談しにくい」と思われる経営者の方にこそ、ぜひ身近な相談相手としてお役立ていただきたいと思います。
連絡先
前川史彦へのインタビュー

現在、どのような事業(仕事)をしていますか。



2024年6月に17年間勤めた銀行を退職し、現在は事業再生を専門とするコンサルティング会社に勤務して、中小企業の経営改善や再生支援に携わっています。また、2025年9月からは社会保険労務士としても登録し、活動を開始します。
経営者が前向きに事業成長に取り組むためには「財務と労務の基盤」がしっかりしていることが不可欠です。銀行で培った財務の知見に加え、労務面からも安心を届けられる体制を整え、両面での支援を行っていきます。



これまでのキャリア(経歴)を教えてください。



2007年に大学を卒業後、メガバンクに入行しました。東京・大阪を中心に、法人営業や営業企画、推進業務などに携わり、17年間一貫して営業畑を歩んできました。
40歳を迎え、管理職や専門職への道も見えましたが、自分には合わないと感じ、診断士資格を活かして新たなキャリアを築く決意をしました。



中小企業診断士になろうと思ったきっかけは?



学生時代、経済学部に在籍していたものの、学問として深めたものがなく、「何か勉強の証を残したい」と考えたのがきっかけです。在学中に一次試験に合格し、入行後に二次試験に再挑戦して取得しました。
社会人生活を通して「資格がキャリアの選択肢を広げてくれる」と実感しています。



仕事をする上で、大切にしている理念や価値観は?



経営者の方々に「親しみやすく、頼れる存在」であることを大切にしています。銀行員にありがちな“上から目線”ではなく、共感性を持って寄り添う姿勢を意識しています。悩みや不安を安心して相談していただける存在でありたいと考えています。



経営コンサルタント(中小企業診断士)として、これからやりたいことは?



事業再生分野を中心に取り組んでいきたいです。金融支援を伴う経営改善や、中小企業活性化協議会案件などに携わり、財務・営業・組織マネジメントといった幅広い領域を実務で磨いていくつもりです。中小企業診断士の強みである「全方位の知識」を最大限に活かしたいと思います。



将来の夢、ビジョンを教えてください。



私の強みの一つは、経営が苦しい企業に寄り添い、事業再生を通じて正常化を図る支援です。財務面の改善や労務体制の整備によって足元を固め、経営者が再び前を向ける環境をつくることを大切にしています。
同時に、安定した基盤を持つ企業に対しても、さらなる成長に向けて財務と労務の両面から伴走支援を行います。再生から成長まで、どのステージにある企業に対しても寄り添い、持続的な発展を支える存在でありたいと考えています。



あなたにとって「中小企業診断士」とは?



私にとって中小企業診断士は「人生やキャリアの選択肢」を与えてくれた存在です。銀行を退職し、新たな道を歩む決断ができたのも、この資格があったからこそだと思います。長く活動できる資格だからこそ、これまで選択肢を広げてくれたことへの感謝を込めて、少しずつ恩返しをしていきたいと考えています。



このページをご覧になっている方へメッセージをお願いします。



経営者の方々は、悩みや不安をなかなか周囲に打ち明けられないことも多いと思います。銀行や社内では弱みを見せにくい場面もあるでしょう。そんな時こそ、中小企業診断士を頼っていただきたいです。利害関係のない立場で、真摯に耳を傾け、最適な支援をお届けします。



最後に一言お願いします。



人とのご縁を大切にし、一歩ずつ歩んでいきたいと考えています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。